高島屋S.C.や二子玉川ライズといった商業施設があり、再開発により大きく変わった二子玉川。
「セレブの街」としても取り上げられた二子玉川は再開発後に流入した住民も多く、良くも悪くも意識高い系の街といえそうです。環境が良く教育水準が高いので、子育て世帯にはオススメかも。
地元民は「ニコタマ」と呼びます。
目次
二子玉川の住みやすさデータ
二子玉川の住環境
週末は混雑しやすい・気軽に入れる飲食店が少ない・東急田園都市線が激混みなので★ 4つにしましたが、環境や民度は高いので、合う人にはとても住みやすいでしょう。
住みやすさ | ★★★★☆ |
家賃相場 | 7.2万円(1DK) |
買い物 | ★★★★☆ |
飲食店 | ★★★☆☆ 気軽に入れる店は少ない |
居酒屋 | ★★☆☆☆ 大衆居酒屋は少ない |
治安・環境 | ★★★★★ |
道路・バス事情 | ★★☆☆☆ 混雑が慢性化 |
二子玉川駅の路線データ
路線名 | 行先 | 乗車時間 |
東急田園都市線 (東京メトロ半蔵門線 直通) |
渋谷 | 17分 |
大手町 | 35分 | |
押上 | 50分 | |
東急大井町線 | 自由が丘・大岡山・大井町 方面 |
周辺のスーパー
東口
営業時間 | |
東急ストア 二子玉川ライズ店 | 10:00~1:00 |
成城石井 二子玉川東急フードショー店 (高級スーパー) |
10:00~21:00 |
西口
営業時間 | |
北野フーズブティック 玉川高島屋店(高級スーパー) |
10:00~21:00 |
明治屋 玉川ストアー (高級スーパー) |
10:00~21:00 |
マルエツ 二子玉川店 | 9:00~21:00 |
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二子玉川の特徴
再開発で変わった街

開発により商業施設やマンションなどができた二子玉川。
世田谷区の南端・多摩川を隔てて目の前に神奈川県が見える二子玉川。駅のホームに至っては多摩川の河川敷にまで伸びています。
再開発が始まる前は、現在の東口一帯には二子玉川園という昔懐かしい遊園地があり、玉川高島屋S.C.と合わせて「週末の行楽地」として栄えていました。1985年に二子玉川園は閉園、再開発が本格化する2000年まで跡地にはナムコ・ワンダーエッグなどの暫定的な施設が営業していましたがその後工事が始まり、2011年に商業施設・マンションの複合施設「二子玉川ライズ」が開業し現在に至ります。
これまでは玉川高島屋S.C.しかなかった二子玉川ですが、二子玉川ライズにはショッピングモールのほか映画館やホテルなどもでき、ますます便利になりました。
人気ゆえのデメリット

二子玉川ライズ
再開発の過程で、事業主体である東急グループによる戦略により「セレブの街」というイメージが浸透しました。ブランドタウン化したのは2000年以降ということです。
東急グループが開発したせいか、二子玉川ライズはイオンモールなど他の商業施設に比べると少し気取りすぎな印象(悪くいえば意識高い系)です。家電店なのかカフェなのか目的がよくわからないが雰囲気重視の蔦屋家電がその代表例です。この辺は雰囲気の合う・合わないが分かれそうかも。
街全体を見ると物価は安くない傾向にあります。庶民的なスーパーは東急ストアとマルエツのみで、人口が増加していることを考えると少ないと感じます。
また外からも買い物をしにくる人が増えているため、平日でも駅前の道路混雑が深刻です。飲食店も並んでいたりして、気軽に入れるお店が少ないのも欠点です。
あと二子玉川に限った話ではありませんが、東急田園都市線はめちゃめちゃ混みます。
環境が良く子育て向き

二子玉川駅と多摩川(出典:dochira / Wikimedia Commons)
二子玉川駅の目の前には多摩川河川敷があり、バーベキューや花火大会などが楽しめます。周辺には他にも二子玉川公園、等々力渓谷、砧公園といった公園があり、子供が遊べる場所は多いです。
都心への近さを考えれば自然環境は豊かです。また最近引っ越してきた若い世帯が多く住民の教育意識も高いので、子育て世帯には良い環境です。
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駅周辺の様子
再開発で高層マンションなどができた東口は新規住民が多いですが、西口には古くからの住民も多く住んでいて街の雰囲気も違います。
東口

駅と直結する二子玉川ライズ
東口は二子玉川ライズと直結しています。

二子玉川ライズ
二子玉川ライズは大きなガレリアが特徴的で開放感があります。よくこの通路で期間限定のお店やイベントなどが開かれています。
ショッピングセンター内にはファッション・雑貨店・レストランのほか、スーパーの東急ストア、食品売り場の東急フードショーなどもあります。

109シネマズやエクセルホテル東急などもある。
施設内にはショッピングモールのほか、109シネマズ(映画館)、ホテル、スタジオ、高層マンションなどがあります。

二子玉川ライズ
空の見える通路などがあり全体的に開放的な構成となっていますが、欠点として雨の日は傘をさして移動する必要があります。

週末は人が溢れる二子玉川ライズ
週末は周辺地域からの来客もあり人が溢れます。
ちょっと休憩しようにもスタバで並ぶのが二子玉川流でしょうか・・・。

バスターミナル
バスターミナルは二子玉川ライズ内にあります。

二子玉川公園(出典:Wpcpey / Wikimedia Commons)
二子玉川ライズ内には二子玉川公園という大きな公園があります。広場や遊び場が整備されているほか、公園内にスターバックスコーヒーがあるあたり「さすが・・・」という感じです。
西口

西口を走る玉川街道
西口は玉川街道(国道246号線)に面しています。二子橋を渡ればすぐに神奈川県川崎市です。
物価の高く気軽に入れるお店が少ない二子玉川ですが、一応マクドナルド、すき家、ケンタッキー・フライド・チキンはあります。

玉川髙島屋S.C.
駅と道路を挟んで目の前にあるのが玉川髙島屋S.C.。1969年に開業した「日本の郊外S.C.の先駆け的存在」で、二子玉川の発展の核となった店舗です。
二子玉川ライズとは地下道で結ばれています。

玉川髙島屋S.C.
百貨店と専門店とで構成され、東口の二子玉川ライズ同様に城南地区からたくさんの買い物客が訪れます。
「週末をカジュアルに楽しむなら二子玉川ライズ、ちょっといい物・ブランド品などのショッピングは高島屋S.C.」っていう感じでしょうか・・・

柳小路
髙島屋S.C.の脇は柳小路という小さな小洒落た飲食店街になっています。
これも高島屋S.C.の開発に伴ってできたエリアで、高そうな飲食店が多く並んでいます。

西口の住宅街
高島屋S.C.や柳小路より奥に入ると、普通の住宅街が広がっています。
このエリアには昔からの住民が多く住んでいます。
多摩川河川敷

多摩川河川敷(出典:Wpcpey / Wikimedia Commons)
二子玉川駅や二子玉川ライズの南側は多摩川の河川敷になっています。週末になると河原でバーベキューをしている人も多く見かけます。
毎年行われる世田谷区たまがわ花火大会もこの河川敷で行われています。
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二子玉川の住環境 まとめ
・高島屋S.C.と二子玉川ライズがあり、内外から多くの買い物客が訪れるエリア。映画館やホテル、オフィスなどもある。
・東急のイメージ戦略で「セレブの街」としても知られ、最近は良くも悪くも意識高い系。
・物価は総じて高く、気軽に入れる飲食店は少ない。普通のスーパーは東急ストア、マルエツのみで、街の規模を考えるとやや物足りなさも。
・他地域からも人が訪れるので、駅周辺の道路混雑が慢性化している。
・若い世帯が多い・住民の教育意識が高い・環境や治安が良いので、子育て世帯にはオススメ。
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